2007-04-20から1日間の記事一覧

千葉眞「アーレントと自由の政治」

千葉眞「アーレントと自由の政治−世界形成と抵抗の政治−」『思想』No837、1994 アレンとへの3つの問いかけが本論考を構成する。 それは、1、「政治の目的とは何か」2、「政治の内実は何か」3、「政治の独自性−政治に固有の価値ないし政治の 自立的(Independ…

『支配の社会学Ⅰ』59【家父長制的支配と家産制的支配(p.143-)の続き】

ザーリエル朝諸皇帝時代のドイツ行政とその政治的権力地位 ――教会領と特に司教たちの服従とを、その主たる基盤としていた。 ―教皇は空位になったプッリュンデに対する独立の処分権を次第に獲得していった。 ―この過程がその絶頂に達したのは、14世紀の始め ―…