2007-04-14から1日間の記事一覧

中野剛充(2002)「リベラル-コミュニタリアン論争の「政治的転回」」

中野剛充(2002)「リベラル-コミュニタリアン論争の「政治的転回」」『政治思想研究』pp.113-128 ロールズとサンデルの論争には政治哲学的意義と(アメリカ)政治史的意義の2つの意義があったとしその論争の「政治的転回」を考えていく。

石田雅樹(2001)「「政治」と「虚偽」」

石田雅樹(2001)「「政治」と「虚偽」『思想』pp.32-51 政治における「虚偽」の存在を検討していく。「虚偽」と「シニシズム」、「虚偽」の体系化、組織化の過程での「虚偽」能力のない人間の創出、「虚偽」の政治性・「政治的なるもの」の虚偽性などを検…

石田雅樹(2000)「「法」「権力」と、「革命」のアポリア」

石田雅樹(2000)「「法」「権力」と、「革命」のアポリア」『政治思想研究』pp.139-160 Arendtの『革命について』と『精神の生活』における「革命のアポリア」を検討していく。「革命のアポリア」とは圧制や暴政から開放されあ後で、新しい制度を「創設」…

川崎修(2003)「帝国主義と全体主義」

川崎修(2003)「帝国主義と全体主義」『思想』pp.8-26アレントとローザ・ルクセンブルク、アレントとホブスンの説を見ながら全体主義を考察。 前者は経済面、後者は政治面を主に見ていく。

『支配の社会学Ⅰ』54【家父長制的支配と家産制的支配(p.143-)の続き】

この権限 ――差し当たり全く流動的 ―他の官吏に対する限界づけが全くあいまいであることも非常に多い。 ←家産制的官吏の場合に限ったことではない。 ―競合的なヘル権力 ―差当りはステロ化された限界づけを、かくして「明確な権限」に似 たようなものを作り出…