2007-03-14から1日間の記事一覧

小野紀明「自由主義の政治哲学における人間と市民」

小野紀明「自由主義の政治哲学における人間と市民‐バンジャマン・コンスタンを中心にして‐」『神戸法学雑誌』(1978)第28巻第3号pp.323-368 読みました。デカルトの生得観念に対する経験主義の系譜、変化。ロック、ヒューム、スミスを経て功利主義へ。個人…

『支配の社会学Ⅰ』25【官僚制化の諸前提と諸随伴現象(p.73-)の続き】

4 官僚制的組織の永続的性格 ひとたび完全に実現されると、官僚制は最もうちこわしがたい社会組織の1つになる。 官僚制化 ――「共同社会行為」を合理的に組織された「利益社会行為」に移転させるための特 殊的手段。 →官僚制化は官僚制的装置を統轄するものに…