篠原雅武(2007)『公共空間の政治理論』人文書院


公共空間の政治理論

公共空間の政治理論



とりあへず、一読。

アレントジンメル、セネット、ルフェーブルの都市論、空間論を見ながら、公共的な空間と

その現在の状況を考察していく。



内から差異は生まれる。そして差異は外に投げ出され、内と外の境界線は外からの差異の進入を

妨げる。



■考えること

必要なのは、空間が実在のもとへと形成されていく過程に即して内在的な思考を試み、そこで失われる
ものが何であり、また、これが失われることで人間の生活がどのようなものになってしまうかを認識し
ていくことなのである。・・・必要なのは、公共空間の存立条件が何であるかを示すことである。
(p.226)

ルフェーブルに興味をもたせてくれたことに感謝。

また、しばらくたったら読み直す。