■千葉真(1997)「核兵器の出現と人間の自由―アーレント政治哲学の一局面」
 『現代思想』vol25
→「全体主義」と「核兵器主義」、人間存在の「自由」を定位する「誕生」。


■川原彰(2004)「大西洋文明における革命的伝統とその失われた宝―アーレントの≪革命≫
 パラダイムと現代市民社会論」『法学新報』第111巻、1・2号
アレントの革命論の特殊性。
 「構成的権力」と「マルチチュード革命」
 「構成的権力」:「共同性」を立ち上げていく力(協同的権力)とconstitutionという憲法や政治体を作り上げて いく力(憲法制定権力)
 アメリカ革命→相互約束
 フランス革命→超越的絶対者を設定して権力を規定、結果的にこの権力が暴力の問題と結実。