若林幹夫『都市への/からの視線』青土社、2003


都市への/からの視線 (青弓社ライブラリー)

都市への/からの視線 (青弓社ライブラリー)



論集。

「/」の使い方がいいな〜と思います。
レヴィストロースの文化人類学を下敷きに「都市」を論じていく。


ニュータウンの話が興味深かったです。
都市はいわゆる舞台みたいなもので、住人達は演者的なものになっていくとか思ったりします。その舞台は、資本制によって成り立っており、舞台だけあって舞台裏もあるがそれは「裏」なので「表」には現れてこない。その「現れ」方がまた舞台を成り立たせている。