高橋哲哉『歴史/修正主義』岩波書店
- 作者: 高橋哲哉
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2001/01/21
- メディア: 単行本
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【目次】 1 歴史と責任(「罪人の子孫扱いなどもうごめんだ」 「子々孫々まで…罪人の如く」 「本質主義的」民族観の罠 責任を認める側にも同じ罠が… 「戦後責任」を果たすことはポジティヴな行為 ほか) 2 歴史と物語(ネオナショナリズムと「国民の物語」 「歴史の物語論」はどう答えるのか 「国民の物語」も物語られる 物語りの「倫理性」とは? ほか) 3 歴史と判断(「物語」の抗争 「法的責任」の問題 「多様な物語がある」ではすまない 「弱者」にとって「闘い」とは? ほか) 4 基本文献案内
物語り行為とは「歴史家かた読者に向かっての<記憶せよ!>という呼びかけ」であり、そこには
「<記憶の世代的継承>を他者に向かって要請するという倫理的態度」が前提されている。そこには
政治性があるという。
歴史と判断(pp.90-91)
裁きと復讐(pp.98-99)