平島健司・飯田芳弘(2005)『ヨーロッパ政治史』放送大学教育振興会
- 作者: 平島健司,飯田芳弘
- 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
近代におけるウェストファリア体制の成立から現代のEU成立、拡大まで。
ヨーロッパの繁栄、没落、再生。
国民自由党の中には、組織化と大衆政治化の時代における自由主義の新たな支持基盤の核として、艦隊
協会をはじめとするナショナリズム組織に期待する声が広がった。(p.139)
■新左翼運動
政治・経済・文化・社会のあらゆる領域における「参加」の拡大をもとめる運動であった・・・。ヒエラ
ルキー的な支配秩序の打破や自己決定と自治の拡大を通じて、既存の統治体制・政治構造を変革し、社会
全体の民主化を進めることを、各地の学生運動は目指したのである。民主主義を、投票行動に限定された
狭いものから、経済や文化、生活の領域における参加も含むより広いものへと拡大しようとした、という
こともできる。各地の運動は、しかし既存体制の転換をもたらすことなく短期間のうちに挫折した。・・
・大半の学生の関心は、あくまで一時的な体制への抗議であった。(pp.226-227)
――1930-40年代の政治的対立の時代←1960年代の大学生世代の「新左翼」運動
―政治的安定、経済的繁栄、教科書的知識
――「新左翼」の特徴(1950年代から60年代)(p.226)
歴史の勉強をしっかりやらなきゃね〜・・・。